熱海市消防本部(稲田達樹消防長)は4月1日夜、2018年度消防集合式を渚親水公園イベント広場で開いた。同本部と市消防団(総数379人)の約300人が集結し、熱海消防の団結と士気の高揚を図った。
消防団長の発令式も行われ、3月31日付で牧野克昭団長が退任し、4月1日付けで櫻井佳久氏(59)が就任。齊藤栄市長から新旧団長に辞令が交付された。任期は2年。発令にあたり、牧野団長は「44年以上の永きにわたり消防団員、14年8カ月の団長の職責をを全うできたことは、齊藤栄市長をはじめ、関係各位、消防団員の支えがあったからこそ。感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意を述べた。
■「常備消防と連携し、地域消防力の向上」団長訓示
櫻井新団長は「消防団長の拝命を受け、大変身が引き締まる思いと責任の重さを感じている」とあいさつし、「団員の皆さんは特別公務員の自覚を持ち、火災はもとより、自然災害から市民、観光客の生命、財産を守り、熱海市の安心安全を確保する消防使命達成のため、今後も精進をお願いする。常備消防と連携し、地域消防力の向上努めることを期待する」と訓示した。
■「熱海市消防団の伝統を継承し、新たな歴史を」市長
また任期満了に伴い、改選した幹部と新入団員10人に辞令を交付。消防管理者の齊藤栄市長は「新年度がスタートし、新体制では団長をはじめ、多くの幹部の皆さんが改選された。熱海市消防団の伝統を継承し、櫻井新消防団長の下、新たな歴史を刻んでいただきたい」と述べた。牧野克昭前団長は、熱海纏(まとい)会会長に就任し、市消防をサポートする。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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