「見守りサービスの充実を」 米山秀夫市議が「介護問題」を訪問・調査 


公明党熱海支部長の米山秀夫市議は4月23日、熱海市咲見町の老舗呉服店「ことぶき屋」を訪れ、堀部正幸さん(76)から「介護問題」などの実情に関する訪問調査を行った。
全国で「100万人訪問・調査」を展開中の公明党は、約3000人の所属議員がそれぞれの地域で「子育て」「介護」「中小企業」「防災・減災」についてアンケートを取り、政策に反映させるプロジェクトを実施している。米山氏によれば、静岡県の市で高齢化率がもっとも高い熱海市(65歳以上の人口が46%)では、「介護」への関心が抜きんでているという。
■「見守りサービスを充実させてほしい」
夫妻で呉服店を営む堀部さんもその一人。「健康診断と体操で健康の維持に努めているが、近くに介護してくれる人はなく、老老介護の不安はある。熱海の人は、見栄っ張り気質で実際は介護が必要でも我慢する人が多い。見守りサービス(地域包括ケアシステム)を充実させてほしい」と話し、人手不足が続く介護現場での外国人の職員活用には「賛成」。介護保険料の改定には「国の財政を考えればやむを得ないと思うが、介護予防の費用補助を充実させてほしい」などと訴えた。
■12軒あった呉服屋も現在はわずか2軒
芸妓衆と旅館の賑わいで、もっとも多いときには12軒あった市内の呉服店も、年々減り、現在でも続くのは2軒だけ。近年は堀部さんの店でも外国人が中古の羽織などを買い求め、洋服に仕立て直して使用するのが流行しているという。また買った中古の着物を近くの美容院で着付けしてもらい、熱海を街歩きする人も増えてきている。それでも「息子がおり、販売の手伝いはしてもらえても、あとを継ぐのは難しい。呉服屋は生地の仕立てのほかにケアもいる」と堀部さんは事業を継続していくことの難しさを語る。
最盛期には1200人いた芸妓衆も現在では90人を切った。和風旅館の減少とともに宴席が減り、芸妓衆も減少。その余波で呉服店も店仕舞いという負の連鎖-。
■330人を目標に訪問・調査を展開
「少子高齢化や人口減少という社会の変化に対応した社会保障制度を構築するためにも直接市民の声をうかがうことが大切。こうした地域の生の声を党の政策に届けるとともに、今後、市議会定例会でも取り上げたい」と、米山氏は330人を目標に連日、訪問・調査を行っている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■100万人訪問・調査 全国で約3000人の議員を擁する公明党が実施しているアンケート調査。全議員がそれぞれの地域で「子育て」「介護」「中小企業」「防災・減災」の4つをテーマに4月から6月にかけて国民の意見を聞く。公明党のネットワークを生かして政策に反映させる。

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