熱海の押し花サークル「花ごよみ」を主宰する立見雅代さんと教え子たちの「作品展」が5月21日から24日(23日は休館日)まで起雲閣音楽サロンで開かれている。17回目となる今回は生徒ら15人が「春~夏のお花畑」をテーマに風景画にチャレンジ、春花や初夏の色とりどりの押し花やイチゴなどの果物を巧みに使って仕上げた風景画約120点を並べている。
1週間重しを乗せて水分を抜き、厚さ1ミリ程度にまで薄く加工した押し花を数種類組み合わせ、背景に写真や布、水彩絵の具を使い、花が引き立つよう工夫を凝らしている。作品は自ら採取した草花を使い、1作品を完成させるのに3~4カ月かけた力作がズラリ。各作品には使用した花材も明記してある。
「押し花は世代を問わず挑戦しやすいアート。結婚式のブーケを押し花にすれば、最高のメモリアル作品になる。次回は青紫のジャカランダで制作し、こんな絵ができるんだ、とトライしてみたい」と立見さん。今回は2年ぶりの開催で展示会を楽しみにしていた人も多く、大勢の来場者でにぎわっている。
会場では、パンジー、アジサイ、ウツギなど60種ほどの押し花を用意して押し花体験会も開催している。体験料はしおり2枚300円、コースター1枚200円。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■出品者 一ノ瀬喜代美、渋谷睦子、瀧野慶子、中川早苗、大森光代、山際雅子、蒔田八重子、岡部恵美子、坂井洋子、常盤美津江、熊谷美紗子、寺田左千子、虻川わか子、高橋幸、立見雅代
■開催日 5月21日、22日、24日(23日は休館日)。時間は9時から15時。
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