熱海市議会の「自民党・公明党・女性の会 熱海梁山泊」はこのほど、 静岡県立沼津工業高校で同高が取り組むアクアポニクスを視察し、萬崎清次教諭や関係者から話を聞いた。同会派の田中秀宝、米山秀夫、泉明寺みずほ3市議と西島光章観光建設部部長、富岡久和観光建設部課長が参加した。
アクアポニクスは、英語で水産養殖を意味する「アクアカルチャー」と、水耕栽培「ハイドロポニックス」を掛け合わせた造語。同高では静岡大学と高大連携で限られた水を循環させ、ティラピア(いずみ鯛)などの淡水魚の養殖や野菜の水耕栽培などを研究している。
視察を終えた共同代表の米山市議は「育成には水温調節が(20度くらい)肝心というが、熱海の温泉を使う事で対応が容易になる。生育される魚と農産物を地場産品として育て、障がい者や高齢者の就職支援につなげたい」と話した。
同会派は、各定例会の間に様々なテーマで各地を視察。熱海の将来を見据えた産業振興や障がい者、高齢者の就職支援の調査に取り組んでいる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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