
「アジサイ街道」の名で知られる熱海市下多賀小山地区(伊豆多賀駅-網代駅)の国道135号沿いで、アジサイが見ごろに入った。薄紫や青、白、ピンク色とりどりに咲いた花が列車やクルマで行き交う人の目を楽しませている。小山臨海公園の向かい側のJR伊東線の土手約400メートル区間に約500株が植栽され、地元の「小山あじさいを愛する会」の会員約30人が手入れを続けてきた。
毎年、梅雨の時期になると咲き誇るアジサイと列車の写真を撮りに多くの「撮り鉄」たちが訪れる。きょう6月13日も首都圏と伊豆急下田駅間を往復するJR東日本「スーパービュー踊り子」、熱海ー伊豆急下田駅間を走る伊豆急行リゾート21「黒船電車」などが心地よさそうに行き交った。パシャ! 写真は熱海の誘客にご自由にお使いください。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■小山あじさいを愛する会 約40年前に地元の有志が当時の国鉄に掛け合って植栽を始め、小山町内会を中心に「愛する会」を結成。以来、年間を通じて草刈りや剪定(せんてい)、花の刈り取りなどを行っている。
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