熱海後楽園ホテルを運営する東京ドーム(東京都)は6月25日、同ホテルの旧館「みさき館」跡地に建設中の複合型リゾート施設を2019年3月下旬に開業すると発表した。既設の同ホテルタワー館も含め、複合リゾートエリアを「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(アタミ ベイ リゾート コウラクエン)」の名称で一体的に運営する。
現在営業中のタワー館89室に加え、新施設には様々なルームタイプの客室を客室100室を備えたホテルフロアのほか、熱海最大級の日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua(フーア)」やレストラン「HARBOR’S W(ハーバーズ ダブル)」とフードマーケットフロア「IZU-ICHI(イズイチ)」を設け、日帰りでも楽しめる新たな街となる。今回の総事業費は約110億円。年間の宿泊客数は13万人、温泉施設の利用者数は25万人を見込んでいる。
熱海市は、現在、クルーズ船誘致へ定期船の待合所や魚市場・港食堂などが入居する複合施設など熱海港湾エリアの整備計画を進めており、その中心に位置する熱海後楽園ホテル一帯が先駆けて営業を開始。熱海を訪れる観光客にとどまらず、富士箱根伊豆エリアの海の玄関口として大きく生まれ変わる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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