
女優の宮地真緒さんが6月29日夜、熱海市のサンミ倶楽部「熱海亭劇場」で開かれた「夜明けまで離さない」上映会で舞台あいさつした。同映画は今秋公開で一般上映は招待映画に選ばれた熱海国際映画祭が初めて。
NHK連続テレビ小説「まんてん」のヒロインを務めるなど国民的女優の宮地さんは「昨日、熱海映画祭のレッドカーペットを歩かせていただいて、この映画が注目されているのだなということをあらめて感じさせられました」と感激した様子で語り、主演女優らしく「R15でちょっと大人向けの映画になっていますが、深いストーリーが展開されていて、いろいろな世代の人が楽しめる映画です」とアピールした。
同映画は、スナックで働くホステスの美咲(宮地真緒)、暴力団に属するヒットマン・石岡(毎熊克哉)という街の片隅の暗い場所で生きる2人が偶然出会い、惹(ひ)かれあう。2人を待つ未来に一筋の光が見えたときに起こる様々なドラマを描いた作品。お色気シーンもある。
森岡利行監督は「一般の観客にこの映画を見てもらうのは今日が初めて。映画はお客様が育ててくれるもの。熱海の皆様の感想を楽しみしています」と述べた。ステージでは山田奈保さん、柴田明良さん、広瀬彰勇さん、円谷優希さんも挨拶を行い、撮影のエピソードや見所などを披露した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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