熱海市の2018年度まち歩きガイド養成講座の開講式が7月7日、市役所で行われ、市民11人が受講した。11月24日までの土曜日に「熱海の歴史・観光資源」「温泉」「熱海のジオポイント「ユニバーサルマナー」などの講義・研修を8回開き、修了者には”熱海まち歩きガイド”の修了認定書が贈られる。熱海まち歩きのガイドの会(疋田和歌子会長、会員44人)が講師を務める。
同講習会は2008年に始まり、今年度の11人は、熱海芸妓の踊りの師匠・花柳あらたさん、姫の沢公園施設長の佐藤康弘さん、首都圏などからの移住者(6人)、マジオドライバーズスクール熱海校の先生(教習指導員)など多士済済。熱海人気の復活で市内には連日、多くの観光客が訪れており、即戦力の期待が寄せられている。
開講式では齊藤栄市長が「日本の開国の地は下田であり、その舞台は東京に移ったが、裏舞台では熱海の旅館の中で国会開設を協議したり、財界の要人が明治時代にこぞって熱海に別荘を持ち、この地で日本の近代化が進められたりした経緯がある。講習を通して、これらの熱海の歴史、文化を幅広く学んでいただきたい」とあいさつした。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■2018年度受講者
飯田正克、石橋隼人、稲葉桂佑、川鍋豪、齊藤陽子、佐藤康弘、中野一恵、根岸貴規、長谷川優子、藤間菜津子、守屋米子
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