川勝知事、市の「応急措置」絶賛 熱海港で台風12号被害を視察



川勝平太静岡県知事は8月6日、台風12号の影響で防波堤の一部などが崩れた熱海港を訪れ、齊藤栄市長や県、市の職員から港の護岸や防波堤、市浄化管理センター、海釣り施設の被害状況や復旧の見通しについて話を聞いた。藤曲敬宏県議が同席した。
市長は「(7月28日夜から29日の台風のあと)30日に地元の建設会社に要請し、一晩で応急復興の工事を行い、予定通りに31日の花火大会を開催することができた。その日からサンビーチも遊泳できるようにし、短期的には観光に影響はたぶんないと思う」と説明。「知事にお願いしたいのは、これからの中、長期的なハード面でのインフラ整備。県の施設ですので、一日も早く対応をお願いしたい」と支援を求めた。
県熱海土木事務所からは護岸の一部が高波に破壊され、16トンの岸壁が押し流されたなどの説明があり、ドローンで撮影した熱海港の被害状況を報告した。藤曲県議は「この護岸が熱海サンビーチの海水浴客や市民の生活を守っている。臨海道路とともにしっかり対応してほしい」と要望した。
これに対し川勝知事は、「行楽シーズンの真っ只中、予想もしなかった方向から来た台風と満潮が重なり、熱海に巨大な被害が出た。その中で海水浴や行楽客に迷惑がかからないようにと、差し当って最小限の応急措置をとった熱海市の対応は立派だという印象を受けた」と市の対応を高く評価。「多大な被害が出ていることを確認した。波の破壊力の原因をなるべく早く分析して、同じような被害が出ないように防波堤をつくるなど対応を検討したい」と述べた。
政策課題や県政に対する要望を現場で確認する移動知事室の一環で視察した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)

齊藤栄市長の川勝知事への説明




視察後の川勝平太静岡県知事の話

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