
大正7年(1918年)創業の老舗和菓子店「熱海本家ときわぎ」(熱海市銀座町、株式会社常盤木)は8月11日、「チンドン芸能社」(東京都)を招き、「熱海の街を日本一のチンドン屋さんも練り歩く、ときわぎ百年祭り」を開催した。
来宮神社の雨宮盛克宮司が同店で創業百周年の神事を行ったあと、午前10時に熱海駅前の平和通り商店街をスタート。鐘、太鼓、クラリネットを演奏しながら駅ビル「ラスカ熱海」前、駅前足湯「家康の湯」、仲見世商店街を練り歩いた。女将で4代目を受け継ぐ加藤寿美江さんも一緒にビラを配り、盛り上げた。午後も市街を回り、同店の前では3代目店主の前澤章治さんらが見守る中、何度も練って百周年に花を添えた。大正、昭和、平成の3時代にわたり、伝統の製法で和菓子を絶やさず提供してきた熱海の老舗店ならではの百周年披露だった。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■創業百周年感謝祭 8月11日~19日まで会計時に一と口羊羹のプレゼントと珈琲、和菓子のサービス。11日、12日は全品一割引。
■チンドン芸能社 東京都を拠点に活動するチンドン屋。全日本チンドンコンクールでは2015年から3年連続で最優秀賞。
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