夏季熱海海上花火大会の第5弾が8月19日、熱海湾であり、市の総人口を上回る3万9千人の人出でにぎわった。熱海サンビーチには、残り少なくなった夏を楽しもうと朝から市内外から大勢の行楽客が繰り出した。とどまって花火を見物する人も多く、おしゃれな浴衣姿の若者などから歓声や拍手が沸き起こった。
渚親水公園レインボーデッキの有料観覧席は早々と満席となり、一般席はぎっしりと埋まり混雑。交通渋滞が続く中、渚小公園の臨時バス駐車場には、市内の網代温泉、伊豆多賀温泉、伊豆山温泉から宿泊客を乗せた多くのバスが熱海入り。次々に打ち上げられる5000発の色とりどりの光りのショーに見入った。
ホテル旅館の宿泊者を除けば、多くが首都圏などから訪れた20代の若者たち。花火終了後はショットバーなどを求めて、市街の飲食店に流れた。猛暑もようやく収まり、夜になると熱海湾一帯に涼しい風が吹き、季節の変わり目を迎えている。近年の熱海人気で客層もまた様変わりしている。それに応えるようにこじゃれた新設店舗も増えてきた。
今回は活況が続く現在の熱海を象徴する駅前のタワーマンションから撮影。花火の光景からもほんのりと秋の足音が-。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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■主催・熱海市観光協会
■熱海市の人口 3万7208人(6月末現在)
■2018年(平成30年)の熱海海上花火大会
春 1/14(日)・2/12(月祝)・4/14(土)・4/22(日)・5/12(土)・5/27(日)・6/3(日)・6/17(日)
夏 7/27(金)・7/31(火)・8/5(日)・8/8(水)・8/19(日)・8/24(金)・8/30(木)
秋 9/17(月・祝)
冬 12/9(日)・12/16(日)
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