熱海市選出の藤曲敬宏県議は8月22日、市民から要望が出ている市内の河川、護岸、道路など10カ所を熱海土木事務所、市、市議などと一緒に回って調査。実現へ向けて改善個所をチェックした。
今回は7月末の台風12号で高波被害を受けた港湾施設を中心に見て回った。伊豆山漁港では、水面から8メートルに築かれた防波堤を数時間にわたって越波して漁港内の施設を破壊した現場を高橋幸雄市議とともに確認。消波ブロックのテトラポットが高波で崩れ落ち、一部が海に沈んでいる現状やコンクリートの床面の一部が陥没している現状も視察した。
伊豆山漁業会の島康之さんから「漁師小屋にあった網や釣り竿、冷蔵庫といった資機材もすべ海に流れ、ようやく引き上げた。船揚げ場の船が流され、緑地広場全体が海水で埋まった。こんな被害は港内が整備されてから初めて。まるで津波のようだった」との説明。次にいつ来るかわからない台風に対し、緊急の高波対策を求めた。
藤曲県議市は「早急に海底を浚(さら)って土砂などを取り去る浚渫(しゅんせつ)工事を熱海港と一緒にやり、地元の漁業の活性化につなげたい。コンクリートの修復も行いたい」と語り、「自民党市議とも密に連携し、国県市に働きかけて、最大限応援する」と約束した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔳他の視察地と同行市議
・網代漁港(川口健市議会議長)
・和田木 水神川上流(同)
・中野海岸線(越村修市議)
・下多賀 熱海大仁線(同)
・上多賀 大川上流(稲村千尋市議)
・長浜海水浴場(越村修市議)
・中部山の手地区(竹部隆市議)
・横磯
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