相模トラフ大地震を想定、3000人が参加/熱海市総合防災訓練


熱海市は8月26日、巨大地震が起きて伊豆半島東海岸に大津波が襲来したと想定して泉小中学校をメーン会場に市内10カ所で総合防災訓練を行った。熱海署、市消防、陸上自衛隊、下田海上保安部、熱海市医師会、同薬剤師会、エフエム熱海湯河原など37団体を含め、地元住人や自主防災関係者など市内全域でおよそ3000人が参加した。
訓練は、午前9時に相模トラフを震源とした大規模地震が発生し、市内で震度6弱を観測。各所で山崩れ、家屋の倒壊、道路の陥没、一部地域で火災が発生し、多数の負傷者。電気、ガス、水道及び通信施設にも大きな被害が発生し、交通機関はマヒ状態――という想定で行った。
熱海市は同9時1分に庁舎内に災害対策本部を設置。メーン会場となった泉小中学校では、山崩れが起きたことを想定しておこない、自衛隊に救助を要請。泉地区3町内の自主防災会、陸上自衛隊、市消防、熱海医師会、薬剤師会、看護協会、東京電力、熱海ガス、LPガス協会、熱海建設業協会など300人が参加。齊藤栄市長、川口健議長、藤曲敬宏県議らが見守る中、救出救助、応急手当、飲料水用簡易水槽の設置、炊き出し、救護所設置、負傷者一覧の作成およびトリアージ(優先順位)、情報伝達などに取り組んだ。
■市長が総括「自助、共助、公助を大切に」
閉会式のあいさつで齊藤栄市長は「防災技術、意識は毎年進化している。まず自分の命を守る。そしてそれを地域の皆様の命を守ることにつなげる。行政としてもハード、ソフト両面で安心安全のまちづくりに努めていく」と話し、自助、共助、公助の大切さを訴えた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)

 

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