
大怪獣熱海に出現、この街を守れ! 熱海の子供たちにヒーローショーを楽しんでもらおうと「集まれあたみ防衛隊」(実行委員会主催)が10月27日、熱海市の親水公園レインボーデッキで開かれる。
熱海市のご当地ヒーロー「ラインアスロック」の生みの親でも知られる伊豆小型船安全協会熱海支部の西海尊志さん(60)が実行委員会を立ち上げ、9月20日、市役所で概要を発表した。実行委員の原桂吾さん、稲村千尋市議が同席した。
「熱海では年間を通じて様々なイベントが開かれているが、子供向けイベントが少ない。熱海生まれのヒーローショーを通じて青少年の健全育成に努めたい」という西海さんの提案に熱海署、市消防本部、下田海上保安部、陸上自衛隊の協力を申し出た。ラインアスロックのヒーローショーをはじめ、静岡県警広報大使アーマードポリスのステージ、制服試着や車両の試乗体験、コスプレショーなどを繰り広げる。市のまちづくり補助金(30万円)を活用して開催する。
当初は当日ある「熱海怪獣映画祭」の一環で企画したが、客層が違うことから分立して開催し、相乗効果を狙うことになった。
◻️ラインアスロック 初川納涼祭で2008年にデビューした熱海初のヒーロー(左)。昨年11月18日の「浜町朝市」でもアクションを披露。旧知の星間特捜アサルトマンとともに大暴れの怪獣を鎮圧!
熱海市では2011年まで毎年8月初旬に「あたみ初川納涼市」が市街地を流れる初川の両岸で開催され、夏の風物詩として定着。芸妓衆の盆踊りや縁日とともに熱海のヒーロー「ラインアスロック」ショーが家族ずれや観光客に大人気だった。
その「あたみ初川納涼市」が「納涼芸妓祭り」に変わったことでヒーローショーも消滅。その後も「ラインアスロックを復活させて」の声が多く寄せられたことから、西海さんは還暦の記念に「機動巨人 ラインアスロック」の映画を自主制作した。熱海怪獣映画祭に合わせた発表と共にイベントを開くことになった。同映画はユーチューブでも検索すると予告編が見ることができる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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