
今宮神社(泉明寺みずほ宮司、八代一雄氏子総代長)例大祭・西部観光祭(神成将重実行委員長)が10月19日、開幕した。午前8時15分から厄年奉賛会巡幸祭が行われ、神事と鏡開きに続いて「今宮和田奉十絆(ぶじゅうばん)會」の薄井勇会長が中山貴博進行部長に出発の指令。厄年奉賛会の会員たちが今宮神社の神々を御鳳輦に乗せて宮出しし、氏子地域を巡行した。
午後は1時の発輿式の後に御神幸行列が出発。社伝神楽、神社神輿、御鳳輦が行列を作り、奉賛会会員が扮した大黒、恵比寿が厄払いの福もちを配りながら、桜ケ丘バス停ーガーデンハイツー金城館と巡行し渚小公園で小休止。その後、清水町ー栄町公民館などのルートを巡行して午後5時過ぎに宮入りした。途中、厄年奉賛会の会員の地元町内ではそれぞれが万歳を三唱。会員や町内会の人たちに祝福された。
宮入り後の本殿前では、神輿保存会(細田泰秀会長)が御神幸行列の成功を祝って三本締め。今宮和田奉十絆會の会員も御鳳輦の神輿を担いで10周回り、祭りは最高潮に達した。
神輿友好団体「嵐和会」、町内会の神輿、子供神輿も市街や町内を練り歩き、祭りに花を添えた。嵐和会は午前11時から熱海市和田町のみのる亭前で発輿式を行い、友好団体の参加者含め、約120人が神輿を担ぎ市内を勇壮に練り歩いた。神社の近くでは桜木町の神輿をはじめ、町内の子ども神輿が練り、「ワッショイ」の声が幾重にも響き渡った。熱海笛怜会のお囃子が夜遅くまで響き、例祭を盛り上げた。
午後5時半過ぎから始まった宵宮(よいみや)祭では泉明寺宮司が祝詞を奏上したあと、八代総代長、氏子代表、齋藤栄市長、藤曲敬宏県議、川口健市議会議長、奥田交治熱海警察署長、中島幹雄熱海市観光協会会長、目黒俊男熱海市ホテル旅館協同組合理事長、細田神輿保存会会長、薄井今宮子丑嵐絆會会長らが玉ぐしを捧げ、20日に斎行される例大祭を無事奉仕できるように祈願した。 境内では今宮神社の獅子神楽と稚児舞奉納された。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔸御神幸行列 13:40に神幸行列が神社を出発。桜ケ丘バス停ーガーデンハイツー金城館と巡行し、渚小公園で小休止。清水町-栄町公民館などのルートを巡行して17:30過ぎに宮入り。
🔸稚児舞奉仕者 中里心晴(小嵐保)薄井依梨香(MOAあたみ幼児学園)中山菜々花(同)古谷琳鈴(富士保)古谷琳愛(同)井上実莉(第二小)白川咲(同)岩沢菜桜(同)井戸凛香(同)
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