網代温泉街に祭り囃子響く、厳かに和田木神社例大祭・宵宮祭

熱海市下多賀の和田木神社例大祭が10月20日の宵宮祭で始まった。神事では雨宮盛克宮司が祝詞を奏上し、清水正彦総代長、川口慶治責任総代、川口覚和田木町内会長、川口健網代温泉観光協会会長(市議会議長)、駒嶺洋南熱海網代温泉旅館協同組合理事長ら氏子や地域関係者30人余りが参列した。
夜は、和田木神社、櫻田会(親子会)、網代温泉観光協会の山車3台が賑やかに網代温泉の氏子地域を練り、秋祭りを盛り上げた。
大縄公園で予定していた恒例の小山神明宮の氏子町内の子供たちとの合同「子供しゃぎり大会は」は急に降り出した雨のため、取りやめとなった。和田木神社の氏子町内の子供たちは「宿 磯料理平鶴」前で、小山町内会の子供たちは網代駅まで山車を繰り出した後「温泉湯宿 大成館前」で、それぞれお囃子を披露した。21日は予定通り、午後7時半ごろから大縄公園で「合同子供しゃぎり大会」を開く。

21日は和田木神社の本祭があり、和田木青年会が市指定無形民俗文化財の獅子神楽を奉納し、御神幸行列(お下り、お上り)がある。
小山神明宮でも20、21日の両日、例大祭が齋行される。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■しゃぎり 約470年前から伊豆地方に伝わる伝統芸能のひとつ。 その発祥は、雅楽からといわれており、お囃子の一種で各地で祭囃子として伝承されている。 網代のしゃぎりも江戸時代から脈々と受け継がれている。





和田木神社







小山神明宮

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