今秋に完成、開業するJR熱海駅ビル内に、高級スーパー「成城石井」(本社・横浜市)が入店する方向で協議が進んでいることが2日、分かった。熱海市は3年前から新駅ビルを運営するJR東日本のグループ会社「湘南ステーションビル」に「高級スーパー誘致」を働き掛けてきたが、関係者によれば「成城石井」との間で最終的な契約交渉に入ったという。3日夜に地元説明会を開く。
成城石井は、1927年に東京・成城で創業した食料品専門の高級スーパー。独自の総菜や輸入食材など高品質な商品を取りそろえて富裕層らに人気が高い。静岡県内ではJR静岡と浜松の駅ビル内で営業している。湘南ステーションが小田原駅ビルで運営する「ラスカ」でも営業している。
◆斉藤栄市長の話 「成城石井」をはじめ、どこのテナントが入店するかは聞いていない。熱海市には、首都圏からの移住者や別荘所有者も多く、高級スーパーの入店は再三にわたり要望してきたことであり、期待は大きい。
◆新駅ビル 地上4階建て(屋上階含む)で店舗面積は約2600平方メートルを予定し、JR東日本のグループ会社「湘南ステーションビル」が運営。飲食・物販店など約30のテナントが出店を予定している。
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