静岡県は12月22日、県内で新たに30人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。静岡市が12人、富士市が9人、浜松市が2人、熱海市、島田市、牧之原市、沼津市、富士宮市、菊川市、掛川市がそれぞれ1人。
この内、熱海市の感染者(市内56例目、県の2393例目)は高齢でない成人。性別、職業は本人の希望で公表していない。16日に発熱と関節痛の症状があり、PCR検査を受け、21日に陽性が判明した。現在は咳(せき)の症状がある。保健所は、感染経路について県外陽性者との接触とし、この人の濃厚接触者は保健所が指定した者としている。
県東部では病床の占有率がさらに増えて61・7%となり、医療の提供体制がひっ迫している。また、県はこの日、新型コロナウイルスの患者2人(ともに高齢者)が死亡したと発表した。これで県内の死者は32人となった。
(熱海ネット新聞)
■県東部地域の重症者の病床占有率
入院患者 66人
確保病床数 107床
病床占有率 61・7%
(12月22日正午現在)
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