東日本大震災から丸7年を迎えた3月11日、熱海市でも相模トラフの巨大地震を想定した訓練が実施され、避難路を確認した。銀座町では、昨年改修工事を終え、市内15カ所目の避難ビルに指定された熱海商工会議所(標高5m)に銀座町町内会(佐藤秀幸町内会)の人たちや熱海サンビーチで3月定例会を開いていた熱海サンビーチクラブ(光村智弘代表)の会員が次々に避難。同商議所の太田最己事務局長のリードで非常階段のドアを開け、手すりをつたいながららせん階段で高さ10mの屋上に上った。
他の避難ビルでも行われ、市内83自主防災会の会員約1200人が参加した。熱海署、消防本部、消防団も加わり、アドバイスを送るなどして見守った。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■熱海市の津波 相模トラフで最大規模の地震が発生した場合。熱海市の最大津波高は初島の18m、他の地区で10~14m。
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