熱海市観光協会（森田金清会長）は４日、熱海駅の「熱海コンシェルジェ（観光案内所）」に「祝・初優勝　熱海出身のプロゴルファー　渡辺彩香」の垂れ幕を設置。先週の「アクサレディース」（宮崎）で逆転のチップイン。イーグルを決め、ツアー初優勝を飾った渡辺彩香（２０）＝ユピテル＝の偉業をたたえた。

この日、渡辺は静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部で開催されているヤマハレディース葛城第２日目に出場。首位に２打差の４位から２週連続優勝を狙ったが、強風のため「平均飛距離２７０ヤード」があだとなり、いきなりトリプルボギーのスタート。その後もショットが安定せず、２バーディ、４ボギー、２ダブルボギーの８１と乱れ、９オーバーの大たたきで通算５オーバーの５０位に順位を落とした。

１０番で今大会初のイーグル」を決め６９で回った笠りつ子が通算６アンダーで首位に立った。

（熱海ネット新聞）

◇渡辺彩香の話

「１番のティーショットを大きく右に曲げ、思い切り振り抜けなくなった。（２週連続優勝は）まだまだということでしょう。あしたからやり直します」