
1月15日に熱海沖の定置網にかかったノコギリザメ(全長1m雌)が、淡島水族館(沼津市)の2階展示室で公開されている。
ノコギリザメの搬入は初めてだった同水族館は、検疫と治療を十分に施し、タカアシガニの水槽で環境にならしてから展示した。
鼻先のノコギリ状の部分で小魚やエビなどを攻撃して捕食するユニークなこのサメは、北海道から九州までの深海200〜300m付近に生息。
今の時期は浅瀬までやってくるというが、熱海沖で捕獲されるのは極めて珍しく、同水族館では「海面と深海の水温が同程度くらいになったので、上がってきたのでは」とみている。
ご覧のように実にリリしくてカッコいい。
「海底遺産」を残す熱海沖にはぴったりのツワモノです。
(編集主幹・松本洋二)
淡島水族館に展示された熱海沖のノコギリザメ
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