
正月にかかげられたしめ飾りなどを、ご神火をもって焚き上げる神事「第29回どんどん焼き」(十奉仕町内会主催)が12日、熱海サンビーチで行われた。市民、観光客ら約500人が燃え上がる炎に紅白の団子をあぶって食べ、1年の無病息災を祈った。
点灯を前に来宮神社の雨宮盛克宮司による神事が執り行われ、お飾りやだるま、若竹でつくられた高さ15mのおんべに火をつけると、炎が一気に盛り上がった。おんべを取り囲んだ参加者たちは、竹の棒の先端につけられた団子を代わる代わる火にかざし、伝統行事を楽しんだ。
◇十奉仕町内会=連合町内会中部部会(本町・汐見町・東銀座町・浜町・銀座町・東町・中央渚町・旭町・温泉通り町・友楽町)
◇無病息災 どんどん焼きの火で焼いた団子を食べると風邪をひかないと言い伝えられている。十奉仕町内会は毎年、市民や観光客に紅白の団子を先着500人に配っている。今年は焼き芋約200個も振る舞った。
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