
国土交通省が建設を進める東駿河湾環状道路のうち、三島塚原―函南塚本両インターチェンジ(IC)間6・8キロが11日、開通した。すでに整備された区間と合わせ、東名、新東名の両高速道路と伊豆市の修善寺付近まで約33キロが一本に結ばれ、所要時間は従来より14分短い30分に短縮される。
大場・函南ICを経由して熱海への交通アクセスも向上、沼津方面と熱海の移動時間が縮まった。
函南町内であった開通式典には川勝平太知事をはじめ、渡辺周、細野豪志、勝俣孝明衆院議員など地元選出国会議員、斉藤栄熱海市長、橋本一実県議など地元首長や県議、道路関係者ら550人が出席。川勝知事は「1カ月半も前倒しで開通となり、伊豆の観光振興に大きな意義がある。伊豆の新しい夜明けだ」と祝辞を述べた。
式典後、関係者は道路上に移動。テープカットや沿線市町をPRする車によるパレードなどを行い、開通を祝った。
(熱海ネット新聞)
◇東駿河湾環状道路 沼津市から伊豆半島南端までを結ぶ計画の伊豆縦貫自動車道の一部を構成する自動車専用道路。沼津市から三島市街地の外側を通り、函南町で伊豆中央道とつながる。2009年7月に沼津岡宮―三島塚原両IC間が開通。今回、未開通区間だった三島塚原―函南塚本両IC間が開通した。
◇沼津IC→熱海 沼津ICから熱函道路(ねっかんどうろ=函南町)まで15分、そこから熱海中心部まで25分、約40分で到着。
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