台風15号の接近に伴い、熱海市内では、9月8日夜~9日朝にかけて、少なくとも2人が負傷した。熱海市が9日午前9時にまとめた被害状況によれば、9日午前0時40分ごろ、和田木の男性が倒木で破損した自宅窓ガラスで左手首に軽傷を負った。初島では同日7時ごろ屋根を修理していた男性が転落。顔面を負傷し、ドクターヘリで病院へ搬送された。
また、市内複数各所で倒木、看板、屋根の飛散の情報があった。暴風域に入った8日午後11時頃からに市内各地で猛烈な強風による被害が相次ぎ、田原本町ではコンビニエンスストア店舗近くの看板などが飛ばされ、市消防が通行する人に注意を喚起した。各地域の倒木は都市整備課の職員が撤去作業を続けている。
東京電力によると、9日午前8時現在、市内全体で約2300世帯(網代地区約400世帯、伊豆山約1200世帯、下多賀約300世帯、泉地400世帯)の停電が続いている。原因は調査中。同電力では、切れた電線が垂れ下がったり、電柱が傾いていたりしても絶対に近寄らないよう呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
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