熱海市の多賀観光協会は8月2日に理事会を開き、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、夏季イベントの大規模縮小や中止を決めた。
お盆に迎えた先祖の霊を送る8月16日の伝統行事「百八体流灯祭」は下多賀地区と中野地区のかがり火を中止。上多賀地区は長浜ビーチだけで行い、点灯数を20に減らす。例年は午後8時から長浜海水浴場から小山臨海公園のある中野までの国道135号沿い(約3000メートル)に290基のかがり火が一斉にたかれるが、今年は長浜ビーチだけで実施する。
百八体流灯祭前に開かれる灯籠流し(午後7時半〜)は予定通り行い、長浜、下多賀、中野の3カ所で実施する。
8月12日と16日に長浜海浜公園で予定していた「海辺のビヤガーデン」は中止し、飲食物の販売も行わない。12日伊豆多賀温泉海上花火大会(午後8時20分〜40分)は予定通り開催するが、例年長浜ビーチに設置するかがり火は取りやめる。
(熱海ネット新聞)
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