世界的なアマチュア天文家、故本田実氏らが発見した、本田・ムルコス・パジュサコバ彗星(すいせい)が、約5年ぶりに地球に接近している。2月11日ごろ地球に最接近し、ほうきのような長い尾をひくと聞き、熱海ネット新聞は先週末から熱海上空を連日観測してきた。2月10日午前3時過ぎ、尾が長く伸びて輝いていると思われる彗星を写真に収めた。暗く小さくてまだ見づらいが、最接近する11日は明るさが増し、肉眼でも確認できるという。双眼鏡を使えばかなり見えやすくなる。とにもかくにもは明暁は熱海湾の東の空に注目だ!
◆本田・ムルコス・パイドゥシャーコバー彗星 鳥取県出身の世界的なアマチュア天文家である、本田実氏(1913~90年)が1948年12月にチェコ・スロバキア(当時)の天文学者と発見。太陽の周囲を約5年3カ月かけて周回。最接近時には地球から約1200万キロまで近づく。プラズマテイル(ガスの尾)の形がさまざまに変化するのが特徴。今回は発見から13回目の回帰。
追伸=撮影機材が十分でなく、思うように彗星を撮影できませんでしたが、熱海サンビーチ周辺の夜景はバッチリ!(熱海ネット新聞)
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