地球に近づくため大きくて明るい満月「スーパームーン」が12月4日未明、熱海でも観測することができた。国立天文台によると、今年最小だった6月9日の満月に比べて1割以上大きく、約3割明るかったという。熱海梅園ではいオレンジに彩られたカエデの木々の上にオレンジ色のお月様が姿を現し、冷え切った園内をまぶしく照らしていた。
(熱海ネット新聞・天体取材班)
■最接近 月は楕円(だえん)の軌道で地球を回っているため、月と地球の距離はおよそ35万~40万キロの間で変化する。近いと大きく明るく、遠いと小さい。この夜は約35万8千キロで、今年の満月で最も近かった。
■次の満月 1月2日で来年中で地球に最も近く、「最大」。その次の1月31日の満月では、月が地球の影に隠れる皆既月食が全国で観察できる。
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