【市政】市議会、議員定数「2減の15」を可決

熱海市議会は20日、議員12人が連名で提出した現在の議員定数「17」を「15」に削減する条例改正案を賛成11、反対3で可決した。4月の任期満了に伴う市議選から適用される。
定数削減の条例改正案は、民主党・市民クラブ議員団、爽心会、自民党熱海創政会、熱海市政調査会、あたみ絆の会の5会派の議員が提出。民主党の山田治雄議員が提案理由を「通信と交通の発達で地域の要望の聴取は容易になった。議員の資質の向上と活動の活発化を図るためには自ら身を削り、15にするのが最適」と説明した。

反対討論では公明党の米山秀夫議員が「議員数の削減がなぜ議員活動、議論の活性化につながるのか。これらは議員の数ではなく、議員一人ひとりの資質の問題。市民の意見を反映できる議会運営を期待するなら、15人より17人が良い」などとしたのに対し、爽心会の川口健議員が「行政改革で明るい兆しが見えてきている。市民福祉のさらなる向上のためにも議員自らが率先して身を削り、先頭に立って取り組むべきだ」と賛成討論した。

熱海市議会2月定例会はこの日、開会。斉藤栄市長の平成27年度施政方針演説に続き、田辺国治副市長が一般会計予算など44案件について説明した。

◇議員定数削減 平成11年26→24人、15年24人→21人、19年21人→19人、23年19人→17人、27年17人→15人。

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山田治雄議員

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米山秀夫議員

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川口健議員

 

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