２９日午後２時ごろ、熱海市網代の立岩トンネル付近の海岸で海釣りをしていた男性が海から転落した。近くを通りかかった人が１１９番通報し、下田海上保安部のパトロール艇が岸から２０メートル沖合で男性が浮いているのが見つけ、約１時間半後に救助したが、死亡が確認された。転落したのはさいたま市の建築業富井正男さん（６５）で、２９日朝から友人と２人で海岸の岩場でメジナ釣りをしていて、魚を釣り上げた際にバランスを崩し、５メートル下の海に転落したという。救命胴衣は着用していなかったという。
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