
日本一の規模を誇る熱海芸妓(げいぎ)が1年の修練の成果を披露する「第25回熱海をどり」(28日、29日)まで1カ月を切り、熱海芸妓見番歌舞練所では芸妓衆の猛げいこが続けられている。
1日は花柳あらたさんの指導の下で長唄「舞妓」のけいこが行われ、静、小夏、愛千代、笑千代、りょうの5人が参加。花柳さんが立つ位置、手や足の細やかな動きなどを注意すると、芸妓たちは真剣な表情でうなずき、一つひとつ確認していた。
今年の舞台は素囃子「寿莱序三番叟」 (ことぶきらいじょさんばそう)、 長唄「舞妓」、 常磐津「春爛漫 さくやこのはな」の3演目。
熱海温泉芸妓置屋連合組合の西川千鶴子組合長は「熱海をどりは花柳界の熱海芸者の心意気をみせる日。ぜひご覧になって下さい」と呼びかけている。
(編集主幹・松本洋二)
手前が「静」、舞台左から「笑千代」、「愛千代」、「りょう」、「小夏」
指導する花柳あらたさん
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