
熱海まち歩きガイドの会は23日、熱海梅園で「富士山の日」に合わせたイベント「熱海梅園・歴史ウォーク」を開催した。県内外から集まった31人の参加者を5つのグループに分かれてもらい、同会メンバーらが約1時間半かけて韓国庭園、中山晋平記念館、澤田政廣美術館、足湯などを巡りながら熱海の歴史や文化、開園130年を迎えた熱海梅園の成り立ちを紹介。また園内にある梅の種類や句碑、梅園5橋などを説明した。
澤田政廣美術館では、元熱海中学校校長で郷土史家の鈴木徳治さんが富士山の神として浅間神社に祭られている「木花咲くや姫(コノハナサクヤヒメ)」をモデルにした木彫「湖畔に立つ姫」や油彩画「赤富士」などを解説した。
◆富士山の日 静岡県は2009年、富士山に関する歴史及び文化を後世に引き継ぐことを期する日として2月23日を「富士山の日」に条例で制定。県内の市町で各種行事を開催。
◆熱海まち歩きガイドの会 2009年に「まち歩きガイド養成講座」終了者が組織。毎年、同講座終了者を会員として受け入れている。熱海の歴史や文化、温泉の魅力などを説明しながら市内の名所旧跡を案内。伊藤弖会長、会員35人。
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