
選挙戦3日目を迎え、演説も板についてきた。立候補した理由について「神社にはたくさんの方が見えます。いろいろな悩みを抱えた方。その方々の話を聞き、その方の心の不安が少しでも取り除くことができるように祈りを捧げてまいりました。そこで私が感じたのは、心の支えになるだけでなく、解決に力を尽くすべきではないかと。女性、働く女性の目線で皆様の幸せのために力を身を尽くしたい」と訴えると、聴衆から拍手。
「巫女(みこ)さんだったんんですか、道理でお美しい、大変なお仕事ですね」と、感謝された。
努めて笑顔でこたえた女性候補者だったが、「私、宮司です」とカミングアウト。それも当然で全国に2万1500人いる神職のうち、女性は約3000人。神社のトップの宮司となると300人弱。候補者のような大きな神社の宮司はほんの一握り。希少な人物なのだ。
あれ、なんか今日も忘れている。選挙事務所の机の上に大事なものが…。
(編集主幹・松本洋二)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。