
4月のハマハレディースオープン葛城で優勝し、副賞にグランドピアノ(定価210万円)を贈られた渡辺彩香プロ(21)=ユピテル=が21日、母校熱海中学校へこのピアノを寄贈し、柳田恭一校長に目録を贈呈した。渡辺プロは「私がプロを決意したのは中学の時。夢は努力をすれば必ずかないます」とあいさつ。続いて旧小嵐中学時代の同級生の姉の伊藤くるみさん(第一小LSA)が弾きはじめを行い、ショパンの「遺作」と「革命のエチュード」を演奏した。
渡辺プロは、7月30日にスコットランドのターンベリー・リゾートで開幕する「全英リコー女子オープン」に出場する。後輩たちは贈呈されたピアノの演奏に合わせて校歌「光る海」を合唱し、先輩を激励した。
全英リコー女子オープンの舞台となるトランプターンベリーリゾートへは26日に妹でマネジャーの祐菜さん(20)らと成田を出発。渡辺プロは「昨年初出場(29位)して生半可な調整では優勝争いが出来ないことが分かった。無理を言って今週の地元のセンチュリー21レディス、スポンサー契約している来週の大東建託いい部屋ネットレディスを欠場させていただいた。その分、優勝を目指し、上位の成績を収めたい」と言葉に力を込めた。
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