
前日に続いて気温が21度を上回った熱海梅園で12月5日、紅梅の八重寒紅(やえかんこう)が開花した。白梅の冬至梅(とうじばい)は11月22日に開花しており、この2つの梅の品種は、天皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する。ともに日本最速。熱海市は、陛下が皇太子時代の1969年から毎年、陛下の誕生日(12月23日)に熱海梅園の早咲き梅の献上を続けている。
献上する梅は毎年12月中旬に切りだし、市役所の温かい室内でつぼみを膨らませたあと、宮内庁のほか、英国大使館と韓国大使館に献上する。市は陛下退位後も献上を希望している。
6日からは一転、冬型の気圧配置となり、真冬の様相。園内では日本一遅い紅葉と入れ替わるように早咲きの梅たちが次々に開花の準備を整えている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。