紅梅の八重寒紅が開花、天皇陛下への献上梅出そろう/熱海梅園

前日に続いて気温が21度を上回った熱海梅園で12月5日、紅梅の八重寒紅(やえかんこう)が開花した。白梅の冬至梅(とうじばい)は11月22日に開花しており、この2つの梅の品種は、天皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する。ともに日本最速。熱海市は、陛下が皇太子時代の1969年から毎年、陛下の誕生日(12月23日)に熱海梅園の早咲き梅の献上を続けている。
献上する梅は毎年12月中旬に切りだし、市役所の温かい室内でつぼみを膨らませたあと、宮内庁のほか、英国大使館と韓国大使館に献上する。市は陛下退位後も献上を希望している。
6日からは一転、冬型の気圧配置となり、真冬の様相。園内では日本一遅い紅葉と入れ替わるように早咲きの梅たちが次々に開花の準備を整えている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)


関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る