
大型連休を前に、熱海港海釣り施設のトレーラーハウスの管理棟がリニューアルされ、4月12日オープンした。新しいトレーラーハウスは、1台から2台へ 増え、1台は利用者受け付け、もう1台はスタッフの控え室やライフジャケットの乾燥室などのバックヤードとして使用する。工事費は約3700万円。
海釣り施設は、熱海港北防波堤(260メートル)を熱海市が静岡県から借り受けて整備し、2006年4月にオープン。NPO法人SEA WEB(安田和彦理事長)に管理を委託している。
開設時の管理棟はプレハブで、09年9月の高潮で全壊し、10年2月から台風の時に移動可能なトレーラーハウスを管理棟に使用してきた。10年が経ち、老朽化が進んだため更新した。
今回のリニューアルで、これまで男女兼用で1室しかなかったトイレも男女別に各1室を設け、利用者のニーズに応えた。営業時間や料金は変わらず、これまで通り、台風や高潮時にはけん引して移動する。
熱海港には、年間を通じて約3万6千人の利用者が訪れ、利用者が近隣の飲食店や旅館を利用するなど、地元への経済波及効果も大きい。
国交相は安全な海釣り施設整備や親子釣り教室や浜焼きバーベキューといった集客ノウハウをなどを全国に広めるモデル港に熱海港を指定している。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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