熱海の春の風物詩として親しまれる舞台公演「熱海をどり」について、主催する熱海芸妓置屋連合組合は4月1日、4月28日、29日に予定していた今年の公演を中止する、と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府などが多くの人が密集する場所でのイベント自粛を要請していることを受け、この日、熱海芸妓見番で実行委員会を開き、苦渋の決断だが中止を決めた。
熱海をどりは芸妓見番の大改修を記念して1990年にスタート。毎年、4月28、29日の両日に芸妓衆が1年間の修練の成果を披露してきた。中止は、東日本大震災が発生した2011年以来9年ぶり、2度目。
また毎週末に実施している湯めまちをどり「華の舞」についても、中止を延長。4月と5月の全ての公演を取り止めることも発表した。
(熱海ネット新聞)
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