「熱海市飲食業コロナウイルス対策協議会」(熱海市の飲食3団体、熱海食品衛生協会、熱海商工会議所、熱海市などで構成)は7月31日、熱海商工会議所で市内の飲食事業者を招き、「8月中のカラオケ自粛」などのコロナウイルス撲滅対策について確認した。密集を避けるため、遠隔のビデオ会議も取り入れ、同時配信した。
熱海市では、7月に入り、カラオケやステージが設けられている2つの飲食店でクラスター(感染者集団)が発生し、例年なら繁忙期の飲食店が苦境に立たされている。そこで熱海市の飲食3団体は、飛まつで感染拡大のおそれがあるカラオケの「8月中の自粛」を申し合わせ、約250の加盟店に通知した。しかし、非加盟の店もあることから、市や商議所も交えて「コロナウイルス対策協議会」を立ち上げ、市全ての飲食店が8月1日から1カ月間、カラオケ自粛に努めることを確認した。
また感染防止策が徹底されているかを確認できる、独自のチェックシートを作成。対策の順守が認められれば、店に認証マークのステッカーを交付する。
カラオケを楽しむ常連客が多いスナック等の飲食経営者にとって、書き入れ時の自粛は痛手だが、いまは安心安全が最優先。オール熱海の斬新な取り組みに真剣に聞き入っていた。
(熱海ネット新聞)
■ 熱海市の飲食3団体 熱海料飲連合会(108店)、熱海社交業組合(62店)、静岡県飲食業生活衛生同業組合熱海支部(加盟87店)
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