熱海市下多賀の旅館「大成館」(駒嶺洋社長)が、食品衛生優良施設として今年度の厚生労働大臣表彰を受賞した。11月16日、駒嶺社長が熱海食品衛生協会の森田金清会長とともに市役所を訪れ、齋藤栄市長に受賞を報告した。
厚労省は他の模範となる優良な食品衛生施設を毎年表彰している。今年度は全国108件、静岡県内では2件が選ばれた。表彰式は例年、東京・明治座で行われるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となり、今月11日に静岡市の中島屋グランドホテルで開かれた静岡県食品衛生大会で伝達された。
駒嶺社長は「大変栄誉なこと。昔は刺身、生物だけ気をつければ良かったが、ノロ、新型コロナが出て新たな対応が必要になった。これからもお客さまに喜ばれる施設を目指し、食の安全・安心に努めていく」と話した。
市長は「熱海の食の評価がさらに高まった。駒嶺社長が(自身の旅館ばかりでなく)食品衛生協会会長(2011年〜16年)、指導員として長年にわたって食品衛生の普及向上に尽力されたことも評価されたのだと思う」と祝福した。
(熱海ネット新聞)
厚生労働大臣表彰・食品衛生優良施設https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000681251.pdf
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