パラリンピック聖火 熱海市では打上花火の玉皮から採火 共存社会へ願い込め

東京パラリンピックの聖火として東京に送られる「熱海の火」の採火式が8月17日朝、熱海市役所前であった。採火式は、県内35市町がそれぞれ趣向を凝らして行い、熱海市では、市の名物である打上花火の材料の一つである玉皮(5号玉)を燃やして採火した。

全国身体障害者スポーツ大会の砲丸投げで金メダル、卓球で銀メダル獲得経験を持ち、現在も競技活動を続ける堀部淳子さん(市身体障害者福祉会副会長)と齋藤栄市長が火をともし、ロウソクでランタンに移して市職員が県内の集火式が行われる日本平夢テラス(静岡市)へ運んだ。
採火式は当初、渚親水公園レインボーデッキで予定していたが、雨天のため、市役所に変更。越村修市議会議長、市体育協会、市身体障害者福祉会役員、大会関係者ら約20人が出席して開かれ、市長は「熱海の火には市民の東京パラリンピックの成功、共存社会推進への思いが込められている。大会を通じて障害者スポーツの裾野が広がることを期待している」と述べた。
(熱海ネット新聞)

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