土石流災害の死者27人に 避難生活中に死亡した男性、災害関連死に認定

熱海市は2月9日、昨年7月3日の伊豆山土石流災害で被災後の生活中に亡くなった男性1人を災害関連死と認定したと発表した。災害弔慰金支給法に基づき、遺族に弔慰金500万円が支給される。
男性は90代で発災当時、熱海市伊豆山に居住。発災後、避難所のホテルに身を寄せていたが、体調を崩して病院に搬送され、8月30日に脳出血(高血圧性小脳出血)で死亡した。遺族が昨年12月に弔慰金を申請し、市は災害弔慰金の支給を判断する専門家等による審査会(医師2人、弁護士1人、市職員1人)を開き、災害関連死と認定した。
2月8日に開かれた審査会で「高血圧の原因が一律に災害に起因するとは言えないが、発災前から処方されていた高血圧の薬を正く服用していたことから、災害の避難ストレスと環境の変化に伴う血圧上昇により発症したものと考えられ、災害と死亡との間に相当因果関係があると認められる」と市に答申。市は2月9日付けで災害関連死と認定し、災害弔慰金を支給することを決めた。
これで伊豆山土石流災害による死者数は1人増えて27人、行方不明者1人となった。伊豆山土石流の災害関連死の認定は初めて。
(熱海ネット新聞)

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