
7月16日の来宮神社例大祭・御神幸行列で本年度の御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「結繋酉戌會(むつなとりいぬかい)」は、「浜降り神事」を熱海サンビーチで挙行した。
護衛役の御獅子保存会の獅子に続いて、高橋一孝会長をはじめ白丁に身を包んだ厄年の男衆が「みょうねん(明年)、みょうねん」と声を上げながら御鳳輦を担いで海に入り、天狗がこがしをまく中、歩みを進め、身を清めて厄を落とした。
同神社の神々がこの海に到着したという故事ならって催される「浜降り」は、例大祭の最終日に執り行う100年以上続く伝統行事。麦こがしをまく天狗の姿をした「猿田彦命」の先導で、白丁に身を包んだ数え42歳の男たちが来宮の神々を乗せた御鳳輦を担ぎ、熱海の街の繁栄を祈って海中を練り歩いた。3連休中日の日曜日とあって多くの市民や海水浴で訪れた観光客が勇壮な光景を見守った。
(熱海ネット新聞)
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