
7月9日の海開きを前に熱海港で29日、大規模地震が発生し、大津波警報が発令されたことを想定した「津波避難・水難救助訓練」があった。海釣り施設では、管理事務職員が利用者らに避難を呼びかけ、熱海後楽園ホテルまで誘導した。また堤防から2人が海に落ち、1人は重体という想定で救助訓練を行い、現場に海上保安庁などの小型船がすぐに駆け付け、救命浮き輪で救助。静岡県警のはやぶさⅡがナナハン岸壁まで搬送し、市消防隊が引き継ぐなど、行政機関と民間団体が連携して実施した。
◇参加団体 熱海署、下田海上保安部、熱海市、市消防本部、伊豆小型船安全協会、青木建設、スパ・マリーナ熱海、海釣り施設
◇熱海の水難事故 昨年は5件発生し、2人が死亡。今年5月にはゴム製シーカヤックのフランス人男性が行方不明。
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