【肉眼心眼】シダックスの新たな試み、マリンスパあたみが「お化け屋敷」に

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秋のシルバーウィークでにぎわう熱海市のマリンスパあたみは18日夜、1日限定でお化け屋敷「絶対迷宮」を開催した。通常営業時間とは異なる午後7時から9時の夜間特別営業で実施し、市内外の小中学生や家族連れらが続々と訪れた。
好評だった昨年10月に続く開催で、屋上と1階のプール、更衣室、テラス、リラクゼーションルーム、オープンカフェなど施設全体を巡り、出口を目指した。所々にマリンスパあたみの社員やプール監視員、スイミングスクールの小学生らおよそ20人が扮した幽霊が待ち構え、背筋の凍る場面を演出。あちらこちらで叫び声が漏れ、出口から出てきた子どもたちは「怖かった」と口をそろえた。
「分かっていても、やっぱり「怖い!」 本紙も冷や汗
本紙カメラマンは取材中に「鏡を見ろ」の張り紙を発見。レンズを向けると背後に幽霊がすすっと現れ、思わず「怖い!」体験。もっとも、熱海の子供たちは心やさしく、血に染まるひん死の幽霊を見つけると、「大丈夫ですか、お医者さんを呼びましょうか」と声をかける微笑ましいシーンも。
お化け屋敷は、新しい呼び物を模索するマリンスパあたみを管理するシダックス大新東ヒューマンサービスが、7月中旬から準備してきたもので、山下篤統括支配人をはじめ、社員らが総出で手作りした。

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