今年6月に東京経営短期大学(千葉県市川市)と人材育成と活用に係る産学連携協定を締結した熱海温泉ホテル旅館協同組合(目黒俊男理事長)は10月26日、協定に基づき、11月に実施するインターンシップ(就業体験)に向けた説明会を開いた。
同短大及び同じ創志学園グループの東京国際ビジネスカレッジ(東京都台東区)から127人がバス3台で熱海を訪れ、同短大の客員教授で、同組合理事の森田金清熱海聚楽ホテル社長らが出迎えた。このうち67人は中国、ベトナムなどアジア各国からの留学生。
面接を前に学生たちは、バスごとに小グループに分かれ、熱海後楽園ホテル、ホテルサンミ倶楽部、ホテル大野屋、ホテルニューアカオ、あじろ磯舟ホテル(1号車)、熱海聚楽ホテル、湯宿一番地、熱海大観荘、ハートピア(2号車)、熱海ニューフジヤホテル、リラックスリゾート、TENSUI、離れの宿ほのか(3号車)の各施設見学。このうち、熱海ニューフジヤホテルには、森田理事の案内で学生およそ50人が訪れ、千葉泰文支配人から説明を受けた。
南熱海マリーンホールで行われた面接会では、熱海後楽園ホテル、ホテル・サンミ倶楽部、伊東園ホテルズ、離れの宿ほのか、熱海TENSUI、リラックス・リゾート、グランドエクシブ初島クラブ、湯宿一番地、熱海大観荘、熱海聚楽ホテル、あじろ磯舟ホテル、熱海倶楽部迎賓館の12企業が、インターン受け入れの面接を実施。学生たちは関心ある旅館、ホテルとそれぞれ20分1クールで3回面談した。同校では1週間を目途に学生と企業側の希望を聞いて、11月からインターンに送り出す。
また、今回の学生のうち、短大2年生(来春卒業予定)の数人は、リラックスリゾートなどの採用面接を受けた。
◆森田金清理事 東京経営短期大学と東京国際ビジネスカレッジのご厚意により、このような場を設けていただき感謝している。インターンで熱海に興味も持ち、最終的には熱海に住んで働いていただければ、と期待が膨らむ。インターンは学校の単位に認められており、既に創志学園グループから2人が熱海で働いいる。今後も連携を深めたい。
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