
夏シーズンを前に「熱海ビーチクリーン2017」が5月14日、熱海港を起点に一斉に行われ、熱海サンビーチからナナハン岸壁までの海底、防波堤、海岸周辺を60分で一気に清掃。釣り具、空き缶、ゴミを一掃し、国際観光都市「熱海」の底力を披露した。
未来の子供たちにきれいな熱海の海を残すとともに、環境保護の重要さを訴えようという趣旨に賛同した地元ダイバーをはじめ、東京、神奈川、北関東などのダイビングクラブ27団体105人。来宮神社「跳昇伍團壱會」(鈴木宜志会長以下45人)、今宮神社「今宮一心櫻結會会長」(江間亮介会長以下30人)、伊豆山神社「伊豆山卯桜翠辰會」(松本早人会長以下8人)や日大ダイビングクラブなど市内外の陸上ボランティア13団体133人が集結し、水陸合同で「ビーチクリーン大作戦」を展開した。
川口健熱海ダイビング協会会長、齊藤栄市長のあいさつに続いて、ダイバーたちは熱海港やクルーザーやヨットが係留されているスパ・マリーナ熱海の水深3メートル~5メートルの海に潜り、海底からゴミを拾い集めた。陸上の清掃部隊は、熱海サンビーチの砂浜を手始めにムーンテラス、親水公園の通路ナナハン岸壁のゴミを丁寧に拾い、袋に詰めて環境保護を訴えた。
今宮一心櫻結會の女子部は80kgの米をたき上げ、およそ260人分の昼食用のおにぎりを作り、後方支援。作業を終えた参加者に提供した。
26年目を迎えた熱海ビーチクリーンは、毎年5月の第3日曜日に行われ、風薫る季節の風物詩になっている。
(熱海ネット新聞)
◆主催 熱海ビーチクリーン同実行委員会(水口武代表)
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