
静岡県が発表した県内に51カ所ある海水浴場の水質調査結果によると、すべての海水浴場が遊泳可能で、熱海市の熱海サンビーチ、長浜、網代温泉の各海水浴場は判定区分の「適」のうち、最も良い水質区分の「AA」評価だった。
遊泳可能の「適」のうち、糞便性大腸菌群数が不検出で油膜が認められず、透明度が1メートル以上などを基準とする水質「AA」と判定されたのは31カ所で昨年度に比べ11カ所減少した。その下の「A」は14カ所で、昨年より3カ所増加。判定区分が「可」で水質区分が「B」だったのは昨年より3カ所増えて6カ所だった。
すべての海水浴場で病原性大腸菌O(オー)157は検出されず、セシウム134など放射性物質は検出限界未満だった。調査は4月23日から5月29日の間に実施。糞(ふん)便性大腸菌群数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度、放射性物質などについて調べた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。