
任期満了に伴う熱海市長選は6日、選挙最終日を迎え、各候補者の陣営では選挙カーを使って街宣活動や候補者自らの街頭演説、ローラー作戦、選挙事務所スタッフによる電話作戦など、あらゆる選挙戦術で「最後の訴え」を行った。各陣営は「マイク納め」の午後8時まで候補者が自ら声を絞り出しながら有権者へ最後の支持を訴え続けた。
◇田中ひでたか氏
午後7時30分、熱海市役所前に到着。およそ200人の支持者から盛大な拍手で迎えられた田中氏は「他陣営に比べ十分な体制を整えることができない中で激しい選挙戦を戦い抜くことができたのはみなさんのおかげ。日増しに支持が広がるのを実感できた。追いついて、追い抜いて、あたみ愛で勝ちます」と声をからした。
後援会長の岩元正氏もマイクを握り、「驚くほど多くの若者が集まった。これが他の候補にない田中さんの魅力。本気で熱海を変えようという熱い思いが伝わっているのだと思う」と労うと、拍手が沸き起こり、田中氏の頬に涙が伝った。斉藤市政の批判票をうまく拾えれば、本人の予言が的中することになる。
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