【コラム】今季初戦で優勝 体操の白井健三選手と熱海をつなぐ「校長先生」 

 

東京五輪で金メダルが期待される体操の白井健三選手(岸根高2年)が22日、愛知県豊田市総合体育館での全国高校選抜大会で今季初戦に臨み、床運動で自らの名前が付いた新技「シライ」「シライ2」を決めて2年連続で種目別1位となった。

その白井選手が最も敬意を払い、真っ先に結果報告する人物がいる。先の来宮神社の節分祭で会計部長を務め、7月の例大祭でも重役を担う山田五郎さんだ。
今年正月、初川沿いの店で隣り合わせの席になり、話がはずんだ。帰りしな、名刺を交換したところ、「肩書き」をみてびっくり仰天した。

 

神奈川県立岸根高等学校 校長 山田五郎
「ひょっとして、あの…」と尋ねると「そうです」の返事。

 

柔和な表情から高校の「校長」にも驚いたが、もっともっと驚いたのは同校が白井健三選手が日々修練している高校の校長だったこと。
昨年のアントワープ世界選手権の男子床運動で金メダルを獲得した際には、スポーツニュースやワイドショーなどで何度も取り上げられ、白井選手が校長室で金メダル獲得を報告しているシーンもあった。
何気なく画面を見ていたが、その時の校長が熱海市、それも来宮神社の今年の当番町・旭町2丁目出身とは知らなかった。

 

「何十年に一度の当番町ですから。出来る限りのお手伝いはしたい。白井君も順調のようですし…」

「二つの顔」を持つ山田さんは、熱海に視線を戻した。

(編集主幹・松本洋二)

 

 

白井写真東京新聞

白井健三選手

 

 

山田五郎

山田五郎校長

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