「ヤマハレディースオープン葛城」が３日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部で開幕。前週の「アクサレディス」で最大6打差をひっくり返してツアー初優勝を飾った熱海出身の渡辺彩香（２０）＝ユピテル＝は、昨年大会で初優勝した同じ２０歳の比嘉真美子（ジブラルタ生命保険）、キム・ヒョージュ（韓国）と午前８時８分にスタートする。

前日の2日はプロアマ戦に参加し、入念にコースをチェック。最終１８番でのチップインイーグルで劇的な初優勝を遂げたニューヒロインに取材陣が殺到した。
「（優勝の）実感はあまりなかった。でも、次の日の３月３１日、宮崎空港で”祝優勝・渡邉彩香選手”と書かれた垂れ幕があったので、背筋がピンと伸びました」と話し、「帰宅して、（熱海市の）家にいたのが、2時間ぐらい。その足でこちらに入りました」と苦笑い。

葛城ゴルフ倶楽部 については「いつ来ても、難しいコースですね。だけど、嫌いではありません。グリーンと風を攻略できれば、またいいゴルフができそうです」と言葉を弾ませた。

渡辺は昨シーズン、4日間競技で予選落ちが1度も無く、「72ホールのプレーが私は好きです」と２勝目に自信を示した。

（熱海ネット新聞）