【文化】歌人・佐佐木信綱の没後50年 凌寒荘で遺徳をしのぶ献歌

国文学者で特に「万葉集」の研究者として優れた業績を残した歌人・佐佐木信綱(1872〜1963年)の命日の2日、信綱が晩年を過ごした熱海市西山町の「凌寒荘」で「信綱忌・没後50年 短歌の花束」が催された。10年前から凌寒荘の管理・運営に携わる「凌寒会」(松井千也子会長)の会員らが集まり、遺影の前で献歌を行い信綱の遺徳をしのんだ。信綱のひ孫で歌人の大野道夫さん(57)、佐佐木頼綱さん(34)も出席した。

信綱は、この別荘に昭和19年、72歳のときに病後の保養のために転居、熱海の風光を愛し、永眠するまで19年をこの地で過ごした。熱海在住中に歌集「山と水と」などを著した。凌寒荘には、歌集「思ひ草」の一首を刻んだ歌碑がある。

◇佐佐木信綱 明治5年三重県で生まれ、13歳で東京帝国大学文科大学古典科に入学、 以後、国文学者・歌人として活躍。

凌2佐々木信綱

 凌寒荘と佐佐木信綱

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